ホーム > ヘーゲル全集 第10巻3
目次
凡例
第二巻 主観的論理学 概念論
はじめに
内容目次
概念一般について
区分
第Ⅰ編 主観性
第1章 概念
A 普遍的概念
B 特殊的概念
注解〔諸概念の通常の種類〕
C 個別的なもの
第2章 判断
A 定在の判断
a)肯定判断
b)否定判断
c)無限判断
B 反省の判断
a)単称判断
b)特称判断
c)全称判断
C 必然性の判断
a)定言判断
b)仮言判断
c)選言判断
D 概念の判断
a)実然的判断
b)蓋然的判断
c)確然的判断
第3章 推理
A 定在の推理
a)推理の第1格
b)第2格 B―E―A
c)第3格 E―A―B
d)第4格 A―A―Aあるいは数学的推理
注解〔推理についての通常の見解〕
B 反省の推理
a)全体性の推理
b)帰納の推理
c)類推の推理
C 必然性の推理
a)定言推理
b)仮言推理
c)選言推理
第Ⅱ編 客観性
第1章 機械的連関
A 機械的客観
B 機械的過程
a)形式的な機械的過程
b)実在的な機械的過程
c)機械的過程の産物
C 絶対的機械的連関
a)中心
b)法則
c)機械的連関の移行
第2章 化学的連関
A 化学的客観
B 過程
C 化学的連関の移行
第3章 目的論
A 主観的目的
B 手段
C 実現された目的
第Ⅲ編 理念
第1章 生命
A 生ける個体
B 生命過程
C 類
第2章 認識の理念
A 真の理念
a)分析的認識
b)総合的認識
1)定義
2)分類
3)定理
B 善の理念
第3章 絶対的理念
付録
認識について
機械的連関,化学的連関,有機体,認識について
〔…〕定在をもつ
Ⅰ. 自由な機械的連関
化学的過程(Chemischer Proceß)
有機体(Organismus) 生の過程(Lebensproceß)。
認識(Erkennen)
推理論について
ライプニッツについてのメモ
フリースについてのメモ
解説
Ⅰ 責任編集者解説
1 客観的論理学と主観的論理学
2 「概念と実在性の統一」としての「真理」
3 「概念の実現」の形成過程
Ⅱ 付録テキストに関するアカデミー版編集者報告
「認識について」
「機械的連関,化学的連関,有機体,認識について」
「推理論について」
「ライプニッツについてのメモ」
「フリースについてのメモ」
責任編集者あとがき
人名総索引
著作名総索引
事項総索引
訳者紹介
第二巻 主観的論理学 概念論
はじめに
内容目次
概念一般について
区分
第Ⅰ編 主観性
第1章 概念
A 普遍的概念
B 特殊的概念
注解〔諸概念の通常の種類〕
C 個別的なもの
第2章 判断
A 定在の判断
a)肯定判断
b)否定判断
c)無限判断
B 反省の判断
a)単称判断
b)特称判断
c)全称判断
C 必然性の判断
a)定言判断
b)仮言判断
c)選言判断
D 概念の判断
a)実然的判断
b)蓋然的判断
c)確然的判断
第3章 推理
A 定在の推理
a)推理の第1格
b)第2格 B―E―A
c)第3格 E―A―B
d)第4格 A―A―Aあるいは数学的推理
注解〔推理についての通常の見解〕
B 反省の推理
a)全体性の推理
b)帰納の推理
c)類推の推理
C 必然性の推理
a)定言推理
b)仮言推理
c)選言推理
第Ⅱ編 客観性
第1章 機械的連関
A 機械的客観
B 機械的過程
a)形式的な機械的過程
b)実在的な機械的過程
c)機械的過程の産物
C 絶対的機械的連関
a)中心
b)法則
c)機械的連関の移行
第2章 化学的連関
A 化学的客観
B 過程
C 化学的連関の移行
第3章 目的論
A 主観的目的
B 手段
C 実現された目的
第Ⅲ編 理念
第1章 生命
A 生ける個体
B 生命過程
C 類
第2章 認識の理念
A 真の理念
a)分析的認識
b)総合的認識
1)定義
2)分類
3)定理
B 善の理念
第3章 絶対的理念
付録
認識について
機械的連関,化学的連関,有機体,認識について
〔…〕定在をもつ
Ⅰ. 自由な機械的連関
化学的過程(Chemischer Proceß)
有機体(Organismus) 生の過程(Lebensproceß)。
認識(Erkennen)
推理論について
ライプニッツについてのメモ
フリースについてのメモ
解説
Ⅰ 責任編集者解説
1 客観的論理学と主観的論理学
2 「概念と実在性の統一」としての「真理」
3 「概念の実現」の形成過程
Ⅱ 付録テキストに関するアカデミー版編集者報告
「認識について」
「機械的連関,化学的連関,有機体,認識について」
「推理論について」
「ライプニッツについてのメモ」
「フリースについてのメモ」
責任編集者あとがき
人名総索引
著作名総索引
事項総索引
訳者紹介
内容説明
批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ,日本語版独自の編集により訳出,解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し,従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。
『論理学』(1812–16)は形而上学に代わる「客観的論理学(存在論・本質論)」と概念論である「主観的論理学」から構成され,三分冊で出版された。そこで示されるヘーゲル論理学は,古典的・現代的な意味での「形式論理学」でも,経験科学や自然哲学,精神哲学という「応用論理学」でもない,カントの超越論的論理学を受け,『精神現象学』(1807)で到達した存在と思考が統一した「絶対知(純粋知)」を前提とし,それを展開し拡大した「純粋な学」である。
『論理学』第1書「存在論」(本全集,10巻1)では質や量の多様に変化する「…がある」という「存在」の領域を検討,第2書「本質論」(同,10巻2)では「…である」という特性,「本質」の領域を考察した。本巻収録の第3書「概念論」(1816)は第2書で到達した自由で主体的なものとして自己を開示した実体である「概念」が普遍性・特殊性・個別性を契機として自己展開し,実在性との統一に深化していく。ここに「論理学」と「形而上学」の統合を見る。本巻には初訳となる『論理学』関連の断簡4篇と『論理学』全3冊の総索引も収録。『論理学』全3冊完結。
『論理学』(1812–16)は形而上学に代わる「客観的論理学(存在論・本質論)」と概念論である「主観的論理学」から構成され,三分冊で出版された。そこで示されるヘーゲル論理学は,古典的・現代的な意味での「形式論理学」でも,経験科学や自然哲学,精神哲学という「応用論理学」でもない,カントの超越論的論理学を受け,『精神現象学』(1807)で到達した存在と思考が統一した「絶対知(純粋知)」を前提とし,それを展開し拡大した「純粋な学」である。
『論理学』第1書「存在論」(本全集,10巻1)では質や量の多様に変化する「…がある」という「存在」の領域を検討,第2書「本質論」(同,10巻2)では「…である」という特性,「本質」の領域を考察した。本巻収録の第3書「概念論」(1816)は第2書で到達した自由で主体的なものとして自己を開示した実体である「概念」が普遍性・特殊性・個別性を契機として自己展開し,実在性との統一に深化していく。ここに「論理学」と「形而上学」の統合を見る。本巻には初訳となる『論理学』関連の断簡4篇と『論理学』全3冊の総索引も収録。『論理学』全3冊完結。
関連書籍
関連記事
- 「ヘーゲル全集」(全19巻 24冊)全巻の構成 - 2019.05.24