ホーム > 地球に自然を返すために
目次
はじめに
Ⅰ 自然管理のボランティアと土地の管理者──「協働」を可能にするために
ボランティアのやる気と管理者の駄目だし
管理者に提案すること
提案書の表紙
提案の第一項目(場所)
提案の第二項目(現状)
提案の第三項目(目標)
提案の第四項目(作業内容と道具)
提案の第五項目(目標の維持)
提案書のコピーを用意して,仲間を見つける
提案書を管理者に示す
「協働」の始まり
Ⅱ 自然の管理(環境管理)とボランティア
管理者と業者による自然の管理
里山の自然管理
公園の自然管理と里山の自然管理
ボランティアによる自然の管理
ボランティアの手で行う作業
Ⅲ 自然を伝えるボランティアとボランティア組織
自然観察の案内
里山の疑似体験を教えるボランティア
管理者が求めるボランティア
ボランティアの組織運営
資本主義経済の歯車とボランティア
ボランティア組織の事務作業
Ⅳ 自然を知る
困っている自然を知る
人助けとしての自然ボランティア
自然を知る基本
自然の生命のすがた
植物の光合成と太陽の光
太陽の明るさと月の明るさ
植物と動物
自然を見習う
Ⅴ 自然と共生する経験
教科書と体験
実施することに自信をもつこと
家の庭と寺の庭
科学的管理と身体的管理
動物の身体と生態系
人間の二つの脳(頭脳と腸脳)
全身全霊で考え,行動する
自分の後姿を見る
Ⅵ 自然ボランティアのやりがいと苦労
ボランティアのやりがい
自然ボランティアの苦労
自然の一角としての作業
ボランティアと稼ぎ
社会的評価
管理を稼ぎとする管理者との関係
Ⅶ ボランティアの約束
自然に怪我をさせない,自分も怪我しない
人に怪我をさせない
逃げ場を守る・逃げても戻る(世界は新しくなる)
自然の治癒力を信じる
三人寄ったら会をつくる
声を掛け合う,教え合う
Ⅷ 地球に自然を返す──ボランティアにしかできない奇跡は起こるか
自然作業のボランティアはくたびれもうけか
自然作業によって得られるもの
もう一つの奇跡の可能性
自然の土地は維持できるか
あとがき
Ⅰ 自然管理のボランティアと土地の管理者──「協働」を可能にするために
ボランティアのやる気と管理者の駄目だし
管理者に提案すること
提案書の表紙
提案の第一項目(場所)
提案の第二項目(現状)
提案の第三項目(目標)
提案の第四項目(作業内容と道具)
提案の第五項目(目標の維持)
提案書のコピーを用意して,仲間を見つける
提案書を管理者に示す
「協働」の始まり
Ⅱ 自然の管理(環境管理)とボランティア
管理者と業者による自然の管理
里山の自然管理
公園の自然管理と里山の自然管理
ボランティアによる自然の管理
ボランティアの手で行う作業
Ⅲ 自然を伝えるボランティアとボランティア組織
自然観察の案内
里山の疑似体験を教えるボランティア
管理者が求めるボランティア
ボランティアの組織運営
資本主義経済の歯車とボランティア
ボランティア組織の事務作業
Ⅳ 自然を知る
困っている自然を知る
人助けとしての自然ボランティア
自然を知る基本
自然の生命のすがた
植物の光合成と太陽の光
太陽の明るさと月の明るさ
植物と動物
自然を見習う
Ⅴ 自然と共生する経験
教科書と体験
実施することに自信をもつこと
家の庭と寺の庭
科学的管理と身体的管理
動物の身体と生態系
人間の二つの脳(頭脳と腸脳)
全身全霊で考え,行動する
自分の後姿を見る
Ⅵ 自然ボランティアのやりがいと苦労
ボランティアのやりがい
自然ボランティアの苦労
自然の一角としての作業
ボランティアと稼ぎ
社会的評価
管理を稼ぎとする管理者との関係
Ⅶ ボランティアの約束
自然に怪我をさせない,自分も怪我しない
人に怪我をさせない
逃げ場を守る・逃げても戻る(世界は新しくなる)
自然の治癒力を信じる
三人寄ったら会をつくる
声を掛け合う,教え合う
Ⅷ 地球に自然を返す──ボランティアにしかできない奇跡は起こるか
自然作業のボランティアはくたびれもうけか
自然作業によって得られるもの
もう一つの奇跡の可能性
自然の土地は維持できるか
あとがき
内容説明
著者は三十年以上,東京都の野鳥公園で自然環境保全のためのボランティア活動をしてきた。本書はその経験を踏まえ,ボランティア活動をするにあたってあらかじめ知っておいたほうがつまらない失敗をせずに済むこと,またなぜボランティアするのかが分からないために踏み出せない人びとへ,この種のボランティアには大きな意義があることを示すのが目的である。
自然という言葉も人により違ったイメージがもたれており,自然環境のボランティアはまずこの「自然」の意味についての共通理解をもつことから始まる。
自然の森の多様な姿が,どんな生き物たちの協力の結果なのか,自分がその仕事に参加してはじめて見えてくる。人間は野生動物が自然の中で営んできた役割を負わされており,人間もまた生き物の一部なのだ。
このボランティア経験を通して,われわれは自分を見つめる新たな視点を獲得するに違いない。
自然という言葉も人により違ったイメージがもたれており,自然環境のボランティアはまずこの「自然」の意味についての共通理解をもつことから始まる。
自然の森の多様な姿が,どんな生き物たちの協力の結果なのか,自分がその仕事に参加してはじめて見えてくる。人間は野生動物が自然の中で営んできた役割を負わされており,人間もまた生き物の一部なのだ。
このボランティア経験を通して,われわれは自分を見つめる新たな視点を獲得するに違いない。