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中世思想研究 第66号  新刊

トマス・アクィナスに疑義を呈すⅠ――中世における神学と哲学

中世思想研究 第66号

特集 トマス・アクィナスに疑義を呈す Ⅰ――中世における神学と哲学

著者 中世哲学会
ジャンル 哲学・思想 > 中世哲学
学会誌 > 『中世思想研究』(中世哲学会)
出版年月日 2024/09/25
ISBN 9784862859686
判型・ページ数 菊判・178ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

● 論文
『三位一体論』における神の似像の歪みの回復と神を認識することについて(小沢隆之)
美が超越概念であることは何を意味するのか――エーコのトマス理解を手がかりとして(石田隆太)
『聖務の理論』における象徴理論――聖体とその象徴性に関する議論を中心に(坂田奈々絵)
クザーヌスにおける否定性理解の究明へ向けて――否定性の脱-基底(Ab-grund)(長町裕司)

特集 トマス・アクィナスに疑義を呈す Ⅰ――中世における神学と哲学
● シンポジウム
シンポジウム企画趣旨(小林剛,阿久戸義愛,辻内宣博)
司会報告(辻内宣博)
〈連動報告〉無からの創造――ニュッサのグレゴリオス,エリウゲナ,アンセルムス(藤本 温)
〈提題〉無からの創造は哲学的に証明可能か――トマス・アクィナス,アラビア哲学,アルベルトゥス・マグヌスに即して(小林 剛)
〈提題〉フライベルクのディートリヒにおけるトマスの聖体論批判――付帯的なものはそもそも実体なしに存在することは可能なのか(山崎達也)
〈提題〉トマスの立場とトマスへの立場(川添信介)

● 書評・文献紹介
Frank Griffel, The Formation of Post-Classical Philosophy in Islam(宮島 舜)
Sarah Stroumsa, Andalus and Sefarad: On Philosophy and Its History in Islamic Spain(神田愛子)
Rik Van Nieuwenhove, Thomas Aquinas and Contemplation(高石憲明)
Meister Eckhart, The German Works: 64 Homilies for the Liturgical Year. 1. De tempore / Meister Eckhart, The German Works: 56 Homilies for the Liturgical Year. 2. De sanctis(阿部善彦)
Rijcklof Hofman, Charles Caspers, Peter Nissen, Mathilde van Dijk, and Johan Oosterman (eds.), Inwardness, Individualization, and Religious Agency in the Late Medieval Low Countries: Studies in the Devotio Moderna and its Contexts(菊地 智)
神田愛子『マイモニデスにおける神への道程――神の知解と人間の生き方の相関性を巡って』(志田雅宏)
原基晶著『ダンテ論――『神曲』と「個人」の出現』(アダム・タカハシ)

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欧文要旨
中世哲学会役員

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