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中世思想研究 第48号

中世思想研究 第48号
著者 中世哲学会
ジャンル 哲学・思想 > 中世哲学
学会誌 > 『中世思想研究』(中世哲学会)
出版年月日 2006/09/25
ISBN 9784901654791
判型・ページ数 A5・232ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

■論 文
松根伸治 倦怠と悲しみ──トマス・アクィナスの acedia について
辻内宣博 感覚認識と知性認識の境界線──『デ・アニマ問題集』におけるビュリダンの認識理論
酒井紀幸 クザーヌスにおける「他」と時間

■研究論文
寺本 稔 アウグスティヌスの『告白』11巻における時間探究
長町裕司 「霧の只中の明けの明星のように…」──マイスター・エックハルトの言語理解における,〈一性形而上学への精神形而上学の統合〉という事態究明へ向けて
折井善果 ルイス・デ・グラナダの修徳思想(Ascetismo)と日本におけるその受容

■シンポジウム
論題 中世から近世へ──法,政治をめぐる思想の変遷
水田英実(司会)
ホセ・ヨンパルト(提題)ビトリアの正当戦争の理論
藤田潤一郎 (提題)近世以降の思惟様式における存在者――プロテスタンティズムを手がかりに
柴田寿子  (提題)西欧近世にみる開放的共存の思考様式――スピノザにおける神権政治と民主政
(意見)宮本久雄,谷隆一郎

■書評会
桑原直己著『トマス・アクィナスにおける「愛」と「正義」』
佐々木亘著『トマス・アクィナスの人間論:個としての人間の超越性』
山本芳久(特定質問)/桑原直己(著者コメント)
片山 寛(特定質問)/佐々木亘(著者コメント)

■書 評
秋山 学 Somos R?bert, Az alexandriai teol?gia
松崎一平 Annemar? Kotz?, Augustine’s Confessions: Communicative Purpose and Audience, Supplements to Vigiliae Christianae, vol. LXXI
佐藤真基子 John Peter Kenney, The Mysticism of Saint Augustine; Rereading the Confessions
矢内義顕 The Cambridge Companion to Anselm, Edited by Brian Davies and Brian Leftow
周藤多紀 Claude Panaccio, Ockham on Concepts

■研究動向
秋山 学 ハンガリーにおける教父学研究

会報・規約
欧文要約

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