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中世思想研究 第61号

特集:中世における原罪論の諸相 II

中世思想研究 第61号
著者 中世哲学会
ジャンル 哲学・思想 > 中世哲学
学会誌 > 『中世思想研究』(中世哲学会)
出版年月日 2019/09/10
ISBN 9784862859426
判型・ページ数 菊判・192ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

●論文
人間はutiの対象かfruiの対象か――アウグスティヌスにおける隣人愛の思想(須藤英幸)
トマス・アクィナスの「第三の道」における必然性の問題(芝元航平)
なぜ一なる存在が多くの存在を発出するのか――トマス・アクィナスにおける一多問題の一考察(小山田圭一)
善と存在の置換について――トマス・アクィナスの自然主義的倫理学(野邊晴陽)
トマス・アクィナス『説教18「地は芽生えさせよ(Germinet Terra)」』におけるマリアの原罪についての理解とその可能性(袴田 玲)
クヴェードリンブルクのヨルダンのラテン語説教におけるエックハルト批判(松澤裕樹)

特集 中世における原罪論の諸相 II――ラテン中世における展開
●シンポジウム
企画趣旨(佐藤真基子・佐藤直子・出村みや子)
司会報告(鶴岡賀雄)
〈連動報告〉中世における原罪論の展開――アンセルムスからトマス・アクィナスへ(矢内義顕)
〈提題〉トマス・アクィナスの原罪論(山口雅広)
〈提題〉神の自由意志の絶対性――オッカムのウィリアムにおける原罪論から(辻内宣博)
〈提題〉ヒルデガルトの視る「原罪」(佐藤直子)

●書評
Christina Hoenig, Plato's Timaeus and the Latin Tradition(西村洋平)
Amos Bertolacci, The Reception of Aristotle's Metaphysics in Avicenna's Kitāb al-Šifāʾ: A Milestone of Western Metaphysical Thought(小林 剛)
Ruth Glasner, Averroes' Physics: A Turning Point in Medieval Natural Philosophy(アダム・タカハシ)
Hiroki Matsuzawa, Die Relationsontologie bei Meister Eckhart(菊地 智)
Ivancsó István, A magyar görög katolikus papság szentelési emlékképeinek gyűjteménye (1914-2007)(秋山 学)

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欧文要旨
中世哲学会役員

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