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中世思想研究 第52号

特集:中世哲学とストア派倫理学Ⅰ

中世思想研究 第52号
著者 中世哲学会
ジャンル 哲学・思想 > 中世哲学
学会誌 > 『中世思想研究』(中世哲学会)
出版年月日 2010/10/20
ISBN 9784862859068
判型・ページ数 菊判・204ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

●論文
サン・ヴィクトールのリカルドゥスの思想における愛(中村秀樹)
アウグスティヌスを理解する──心の「三位一体」をめぐるペトルス・アウレオリの哲学(横田蔵人)
アウグスティヌス『告白』11巻における時間の計測の問題――セクストス・エンペイリコスの議論との比較から(山田庄太郎)
トマス・アクィナス『ヨハネ福音書講解』における神の世界内在について(保井亮人)

●研究論文
「魂の乗りもの(オケーマ)」理論とトマス・アクィナス(高橋淳友)
自然学の基礎としての表象力,評定力――アルベルトゥス・マグヌスのアヴィセンナとの比較(小林 剛)
イブン・シーナーの預言者論の推移――直観,啓示,奇跡(小村優太)

●特集
中世哲学とストア派倫理学――東西教父からスコラ前夜まで
《シンポジウム》
司会報告(樋笠勝士)
〈序説〉中世哲学とストア派倫理学(中川純男)
〈提題〉アパテイアの多義性と「慰めの手紙」――東方教父におけるストア派の両義的影響(土橋茂樹)
〈提題〉ラテン教父におけるストア倫理学の受容と変容(荻野弘之)
〈提題〉 スコラ哲学前夜におけるストア派倫理学――アンセルムスのrectitudoをめぐって(山崎裕子)
〈特定質問〉ユスティノスのストア哲学批判――キリスト教がギリシア哲学を受容する前提をめぐって(水落健治)

《特別報告》
「神の摂理」――ストア派と教父思想(樋笠勝士)
〈特定質問〉樋笠報告に対するコメント(出村和彦)

●書評
Bernard Pouderon, Les apologistes grecs du IIe si?cle (Initiations aux P?res de l’Eglise)(戸田 聡)
Kendeffy G?bor, Mire j? a rossz?: Lactantius teol?gi?ja (秋山 学)
Stephen M. Hildebrand, The Trinitarian Theology of Basil of Caesarea: A Synthesis of Greek Thought and Biblical Truth(土橋茂樹)
Martin Rhonheimer, The Perspective of the Acting Person: Essays in the Renewal of Thomistic Moral Philosophy(井上 淳)

会報・規約
欧文要旨

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