ホーム > 哲学 第74号

哲学 第74号

道徳的進歩(moral progress)とは何か,それはいかにして可能なのか

哲学 第74号
著者 日本哲学会
ジャンル 哲学・思想
学会誌 > 『哲学』(日本哲学会)
出版年月日 2023/04/01
ISBN 9784862859594
判型・ページ数 B5・296ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

●大会シンポジウム「道徳的進歩(moral progress)とは何か,それはいかにして可能なのか」
・シンポジウム報告(小島優子・奥田太郎)
・人類の道徳的進歩とは何か――カント哲学からの一考察(石田京子)
・道徳的進歩について――進歩トークの衰退と復興(児玉 聡)
・脱一元化論理にもとづく正義理論の展望(後藤玲子)

●学協会シンポジウム「プラグマティズムの再検討――新たなる〈主観性/客観性〉に向けて」
・学協会シンポジウム報告(齋藤直子・大河内泰樹)
・古典的プラグマティズムにおける〈主観性/客観性〉(乘立雄輝)
・言説的実践とヘーゲル的相互承認(川瀬和也)
・最近のプラグマティストの〈主観的な客観性〉(白川晋太郎)

●哲学教育ワークショップ「市民社会の質を向上させる要素としての哲学教育」報告(寺田俊郎)

●男女共同参画ワークショップ「男女共同参画からSOGIの多様性に向かって――困難を抱える研究者への支援のあり方とその課題を考える」報告(佐藤 靜)

●応募論文
図式と論理形式――第一論理学におけるロッツェのカント受容(浅野将秀)
西田における「共通感覚」――「行為的直観」の発現としての「詩」へ(足立恵理子)
持続と再認――ベルクソンにおける第三種の再認について(天野恵美理)
ハイデガーの現存(Anwesen)概念をめぐって(上田圭委子)
フィヒテ『全知識学の基礎』における「障害」概念の再検討――自我の自己限局への「課題」として(尾崎賛美)
後期ウィトゲンシュタインにおける,言語ゲームの「ポイント(Witz)」概念の位置づけ――アスペクト概念との比較を通じて(谷田雄毅)
〈狂気〉をめぐるフーコー=デリダ論争再考――認識論的・法的・教育的観点から(田村 歩)
アリストテレスのイデア数批判――『形而上学』M巻の議論構造(西岡千尋)
ヘーゲルのカント批判を再考する――「最高善」と「無限の進歩」(山蔦真之)
技術時代における退屈――郷愁と祝祭という現象をめぐって(渡邉京一郎)

日本哲学会規則
日本哲学会役員選出・評議員選挙細則
日本哲学会役員一覧
日本哲学会研究倫理規定
日本哲学会応募論文公募要領(日本語論文)
日本哲学会応募論文公募要領(欧文一般公募論文)
日本哲学会web論集『哲学の門:大学院生研究論集』応募論文公募要領
日本哲学会若手研究者奨励賞
日本哲学会著作権規定
日本哲学会林基金及び運営規定

●インターナショナルセッション総括 An Introduction to Africana Philosophy: The history and current developments in Africana philosophy(河野哲也/タネラ・シュザンヌ・ボニ/ミカエラ・ペリーナ)

欧文要旨
欧文目次

このページのトップへ

関連書籍

哲学 第69号

哲学 第69号

※ 現在品切れで出庫できません

著者:日本哲学会
 
 
哲学 第66号

哲学 第66号

※ 現在品切れで出庫できません

著者:日本哲学会
 
 

このページのトップへ