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茶の帝国
アッサムと日本から歴史の謎を解く
著者 | アラン・マクファーレン 著 アイリス・マクファーレン 著 鈴木 実佳 訳 |
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ジャンル | 歴史 |
出版年月日 | 2007/03/10 |
ISBN | 9784862850034 |
判型・ページ数 | 4-6・376ページ |
定価 | 本体3,800円+税 |
在庫 | 在庫あり |
目次
第1章 イギリス人女性の記憶(アイリス・マクファーレン)
第Ⅰ部 魅せられて
第2章 中毒物語
第3章 茶道―翡翠色の茶
第4章 お茶が西洋にやってくる
第Ⅱ部 虜になって
第5章 魔 法
第6章 中国を凌ぐ
第7章 金なる茶葉
第8章 熱狂―アッサム1839-1880
第9章 茶の帝国
第10章 茶製造の工業化
第11章 労 働
第Ⅲ部 身体化/深みをもって
第12章 今日の茶
第13章 茶と心身
第14章 魔法の飲料
第Ⅰ部 魅せられて
第2章 中毒物語
第3章 茶道―翡翠色の茶
第4章 お茶が西洋にやってくる
第Ⅱ部 虜になって
第5章 魔 法
第6章 中国を凌ぐ
第7章 金なる茶葉
第8章 熱狂―アッサム1839-1880
第9章 茶の帝国
第10章 茶製造の工業化
第11章 労 働
第Ⅲ部 身体化/深みをもって
第12章 今日の茶
第13章 茶と心身
第14章 魔法の飲料
内容説明
インド,アッサムの茶農園主の息子として生まれた著者が,当時の生活を描いた母親の手記を冒頭に据えて,茶という〈人類が知った最も重要な植物の驚くべき歴史〉について,文化人類学的視点から総合的に考察した他に類のない出色の作品である。
著者は茶を巡る多くの話題に接しながら,茶のもつ意義を捉えることができなかった。しかし初の来日を機に,日本人と茶の関係や茶道に触れ,深く広い茶の歴史への理解に導かれた。
18世紀イギリスにおいて「産業革命」はなぜ可能であったか? 近世最大の都市であった「江戸」で大規模な疫病がなぜ発生しなかったのか? 以前から抱いていたこれらの疑問に対し,喫茶の習慣が人に与える精神的,身体的効果から宗教,思想,文化に至る広範な事例を分析して応えるとともに,日英両国を中心に喫茶文化が果たした役割とその隠された魅力を見事に解明する。喫茶の文化面だけでなくそれがもたらす社会的,経済的現象にも関心をもつ読者に勧める待望の一書。
著者は茶を巡る多くの話題に接しながら,茶のもつ意義を捉えることができなかった。しかし初の来日を機に,日本人と茶の関係や茶道に触れ,深く広い茶の歴史への理解に導かれた。
18世紀イギリスにおいて「産業革命」はなぜ可能であったか? 近世最大の都市であった「江戸」で大規模な疫病がなぜ発生しなかったのか? 以前から抱いていたこれらの疑問に対し,喫茶の習慣が人に与える精神的,身体的効果から宗教,思想,文化に至る広範な事例を分析して応えるとともに,日英両国を中心に喫茶文化が果たした役割とその隠された魅力を見事に解明する。喫茶の文化面だけでなくそれがもたらす社会的,経済的現象にも関心をもつ読者に勧める待望の一書。