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日本カント研究 No.16

シンポジウム:カントと最高善

日本カント研究 No.16
著者 日本カント協会
ジャンル 哲学・思想
学会誌 > 『日本カント研究』(日本カント協会)
出版年月日 2015/07/30
ISBN 9784862859235
判型・ページ数 菊判・228ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

●シンポジウム カントと最高善
シンポジウム趣意(渋谷治美)
経験主義批判としての最高善論(田原彰太郎)
「希望の原理」としての「最高善」――最高善の今日的意義の可能性(牧野英二)
最高善――カント実践哲学の思索空間(山本精一)

●共同討議Ⅰ カントと教育の問題
共同討議Ⅰ趣意(三谷尚澄)
カントのタクト(Takt)――学習と経験に関する近代的パラダイム成立史の一コマ(鈴木晶子)
教育史におけるカント――大学史・教育思想史・影響作用史(藤井基貴)

●共同討議Ⅱ ドイツ啓蒙主義とスコットランド啓蒙主義
共同討議Ⅱ趣意(福谷 茂)
スコットランド啓蒙の形而上学(長田蔵人)
啓蒙の危機と理性批判(福田喜一郎)

●公募論文
無限判断と存在措定(五十嵐涼介)
「第四誤謬推理」論と外的知覚の客観的実在性(栗原拓也)
観念論論駁覚書に現れた特異な主題群について(中野裕考)
『判断力批判』第二序論における「自然概念から自由概念への移行」――Als-ob の方法による第三の観点の定立(矢口正史)

●書評
浜野喬士著『カント『判断力批判』研究――超感性的なもの,認識一般,根拠』(相原 博)
Kiyoshi Chiba 著 Kants Ontologie der raumzeitlichen Wirklichkeit: Versuch einer antirealistischen Interpretation der “Kritik der reinen Vernunft”(ヴォルフガング・エアトル〔山根雄一郎訳〕)
城戸淳著『理性の深淵 カント超越論的弁証論の研究』(滝沢正之)
シュテフェン・ディーチュ著 長島隆・渋谷繁明訳『超越論哲学の次元 1780-1810』(円谷裕二)
渡邉浩一著『『純粋理性批判』の方法と原理――概念史によるカント解釈』(中澤 武)

●海外学会報告
マインツ学術会議「カントと人権」(菅沢龍文)
国際会議「実践哲学における超越論的論証」(舟場保之)
「美しい思考――バウムガルテンの時代(1714/2014)」学会報告(山根雄一郎)

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