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日本カント研究 No.15

シンポジウム:カントと日本国憲法

日本カント研究 No.15
著者 日本カント協会
ジャンル 哲学・思想
学会誌 > 『日本カント研究』(日本カント協会)
出版年月日 2014/07/31
ISBN 9784862859198
判型・ページ数 菊判・234ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

●シンポジウム カントと日本国憲法
シンポジウム 趣意(寺田俊郎)
日本国憲法における定言命法と仮言命法(小野原雅夫)
カントと日本国憲法をつなぐ(杉田孝夫)

●共同討議Ⅰ 道具的実践理性
共同討議I 趣意(宇佐美公生)
道具的実践理性について(銭谷秋生)
道具的な実践的要請の根拠(成田和信)

●共同討議Ⅱ 自己触発論
共同討議II 趣意(木阪貴行)
運動としての自己触発(中野裕考)
カント自己触発論における「私の現存在の規定」――内的経験への問い(久呉高之)

●公募論文
メンデルスゾーン美学における「混合感情」の射程――「完全性の主観化」から「崇高」の感情へ(山蔦真之)
メンデルスゾーンにおける「ヒュームの問題」――ズルツァーを仮想敵として(藤井良彦)
自由なWillk?rの自由――バウムガルテンからカントへ(檜垣良成)
寛容の先へ――「宗教的寛容」に対するカントの応答(上杉敬子)
「物質はsubstantia phaenomenonである」――カント自然科学論における実体の問題(嶋崎太一)
『基礎づけ』第三章における自由概念の演繹(池田 準)

●書評
W. ケアスティング著 舟場保之・寺田俊郎監訳『自由の秩序――カントの法および国家の哲学』(小谷英生)
瀬戸一夫著『カントからヘルダーリンへ――ドイツ近代思想の輝きと翳り』(大橋容一郎)
手代木陽著『ドイツ啓蒙主義哲学研究――蓋然性概念を中心として』(田山令史)

●海外学会報告
第二十三回世界哲学会(河村克俊)
マインツ大学研究会「カント『純粋理性批判』第二版(1787)における純粋悟性概念の演繹」報告(山蔦真之)

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