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内容説明
途上国の経済開発をいかに支援すべきか? 国際開発援助コミュニティーの考えは,世界の政治経済的な変動に伴う開発理論の変化によって多大な影響を受けてきた。
世界銀行は第2次大戦後,半世紀にわたり国際開発援助において指導的な役割を果たしてきた。本書は世界銀行の戦略と変遷の軌跡を,政策の理論的背景を分析しつつ総合的に考察することにより,国際開発援助の世界的潮流を大観し,最近の援助政策の特徴を明らかにする。
さらに90年代以降,援助戦略の中心課題となった〈貧困削減〉の現状を具体的に分析するとともに,日本と世界銀行との関係を多面的に考察する。
ODA予算が削減されるなか日本の途上国援助政策の今後の方向性を考える上でも,貴重な文献となろう。
世界銀行は第2次大戦後,半世紀にわたり国際開発援助において指導的な役割を果たしてきた。本書は世界銀行の戦略と変遷の軌跡を,政策の理論的背景を分析しつつ総合的に考察することにより,国際開発援助の世界的潮流を大観し,最近の援助政策の特徴を明らかにする。
さらに90年代以降,援助戦略の中心課題となった〈貧困削減〉の現状を具体的に分析するとともに,日本と世界銀行との関係を多面的に考察する。
ODA予算が削減されるなか日本の途上国援助政策の今後の方向性を考える上でも,貴重な文献となろう。